原題:Kick-Ass
コピー:「正義の心で悪をKILL」
コピー:「正義の心で悪をKILL」
みんなのレビュー
-好意的な意見- テンポと爽快感が素晴らしい
- 音楽と映像がかっこいい
- 特殊能力を持たない主人公が活躍するストーリーが新しい
- 主人公がヒーローの自覚を持ち始める描写が興奮する
- アクションに独走性があり今までの作品から一歩抜け出している
- ヒットガールが最高にかっこいい
- 少女が超人的に強かったり暴言を吐いたりするキャラクターが新しい
- アクションシーンが様々なアクション映画やアメコミ映画のオマージュが詰まっていて楽しい
- 主人公がヒットガールと組んで悪を倒す展開が巧い
- 生々しいバイオレンス描写が観ている者にリアルと空想の混同を引き起こし,より作品に惹きこまれる
- 王道ヒーローものと違いブラックでいまどきな味付けが新しい
- ガンアクションだけでなくロープやナイフを使ったアクションシーンがかっこいい
- 製作者のアメコミ愛が伝わってくる
- キャラクター描写のバランスが良くそれぞれのキャラが立っている
-評価の低い人の意見
- 今は斬新だが10年後まで残る作品かといわれると微妙
- 主人公が目立たない
- 殺戮シーンが悪趣味で素直に楽しめない
- ヒットガールのドラマが薄い
みんなのレビュー[分析]
- バイオレンス描写について
- 爽快
- 鑑賞者にリアルと空想の混同を引き起こし作品に惹きこまれる
- 悪趣味で楽しめない
- キャラクター描写
- バランスが良い
- 主人公であるキックアスが目立たなさすぎる
論 評
本作品は初期ガイ・リッチー作品のプロデューサーを務めていたマシュー・ヴォーン監督の作品である.作品ごとに色濃く作家性を出してくるガイ・リッチーとは異なり,マシュー・ヴォーンは作品によって非常に表情が異なる.そういう意味で原作付きの映画化において活躍できるのだろう.実際,多くの原作がある作品を自ら脚本,製作をこなし,映画化している.安定感という意味で重宝される監督と言えるだろう.さて,本作品は原作がアメコミの同名コミックである.ただスーパーマンやバッドマンを世に出しているマーベルではなく,作者自身が立ち上げた出版社で出している.そのためかどうか知らないが,本作品はスーパーヒーローものというより,どちらかと言うとスーパーヒーローという設定のスプラッターアクションものといった方がよい.登場人物が皆スーパーヒーローを自称するのだが,実際,特殊能力は誰も使えない.ただただ鍛えられた殺人術を使う親子が悪人をメッタ斬りにする作品だ.原作もそれなりにアクションがグロく描かれているが,それに忠実に映画でもそれなりにグロいシーンが多かったと思う.さて総括すると,本作品はまさに原作コミックを映像化した映画と言えるだろう.女の子がバッタバッタ悪人を滅殺する.
正直,スーパーヒーローとかそういうのはどうでもいいのだ.正直,かといってアクションが斬新で爽快かというとそこまでではないと思ってしまう.ただ過去になかったヒーロー物の応用ということで宣伝はしやすかったのだと思う.
どうやらヒットガール主演の続編を作っているようで,幼女から成長して普通に大人に見えてしまうクロエ・セヴィニーをどう活かしてヒーロー物という設定を活かすのか気になるところである.
当てはまるジャンル -強い要素の順に
アクション,ラブロマンス
この作品に含まれる要素
- ヒーロー物
- ヲタクな主人公
- 一般人×超人
- かっちょいいメカ!
- 銃撃戦がかっこいい
- B級?
- あふれる疾走感
- 映像×音楽
- 原作あり
- 復讐に燃える男
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